家庭のメンタルヘルス

成人期のメンタルヘルス

20代から40代の時期を成人期と呼びますが、職業社会では最も中心的に活躍する年代であり、個人的には結婚して新たしく家庭を持ち、子供が生まれ、自己の生活領域や役割や背負う責任が増えていく年代です。そのために、色々な体験をしながら自信をつけていき…

老年期のメンタルヘルス

老年期に入ると、脳の老化が進むことにより、認知症がおこりやすくなります。80歳以上の人口では、かなりの部分が認知症の症状を示すといわれています。また、脳梗塞後の麻痺などに代表されるように、身体の不自由さも加わってきます。認知症を完全に予防…

中年期のメンタルヘルス

中年期とは、40代半ばから50代ぐらいの時期で、体力的な衰えが目立ち始め、無理が効かなくなります。成人病・生活習慣病の好発時期であり、女性は閉経期を迎え、更年期障害などの不調が目立ちます。夫婦間では、お互いへの関心が薄かったり、子供が思春期を…

思春期のメンタルヘルス

ちょうどおとなとこどもの端境期にあたる思春期(中学生〜20歳くらいまで)は昔から「反抗期」ともいわれ、情緒が揺れ動く時期です。以前から、非行、不登校、家庭内暴力などの問題が噴出していた時期で、最近では「17歳問題」「キレる若者」「リスカ(…

ひきこもりの背景に精神疾患

現在日本では、現在全国の約26万世帯でひきこもりの子供がいると推計されるそうです。「ひきこもり」の若者に対して厚生労働省の研究班が調査したところ、専門施設に相談してきた「ひきこもり」に悩む人の3分の1が、統合失調症など薬物治療を必要とする…

現代社会と家族の危機

現代家族は、離婚の増加や育児不安、自動虐待、不登校、家庭内暴力、ドメスティックバイオレンス、高齢者虐待など、数えたらきりがないほど多くの問題をかかえるようになっていて、現代家族は危機的状況にあるともいわれています。家族は社会の一番小さな組…