職場復帰支援について

うつ病などの精神疾患で、休職期間が長期化していたり、休職と復職を繰り返していたりして、なかなか復帰が難しい人のために、職場復帰支援(リワーク支援)行う制度があります。独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構が行っています。

うつ病などをわずらっていても、対処方法を身につけながら無理なく復職できるよう、(1)生活リズムの立て直し(2)コミュニケーションスキルの習得(3)職場ストレスへの対処法の獲得を目的とするプログラムを提供し、復職に向けてのウォーミングアップを行います。障害者職業カウンセラーという専門職が支援を行います。

職場復帰支援を受けるに当たって、精神障害者保健福祉手帳は必要ありませんが、主治医からの診断書等により、うつ病等の精神疾患を有していることが確認できる人が対象になります。

相談窓口は、都道府県の障害者職業センターです。内容の詳しい説明や、どのような手続きをするかなどの相談に乗ってくれます。このほか、精神保健福祉センター、民間の精神科病院や診療所でも「デイ・ケア」として職場復帰支援を行っている場合があります。


職場復帰支援(高齢・障害者雇用支援機構)PDF